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バッテリー交換 [バイク]

天気の良い日、バイクのバッテリーを交換しました。

今回、これを購入。
送料込みで4000円弱。
中国製です。日本製を買ってあげたいがいかんせん、高い。ゴメン。
前回購入したのは同じメーカの従来タイプでした。丁度2年前に交換してこれまで特に問題なかったです。バッテリーの寿命は2~3年と言われるので交換時期としてはこんなもんなんでしょうね。
今回はGEL BATTERYというのを購入。バッテリー液の補充は不要のようです。完全封入型ではないようですけど。
01-battery.jpg

左横にバッテリー液を排出する穴が無いです。
従来寿命の1.5倍らしいので3年もつのかな?
02-battery.jpg

バッテリーの寿命はウィンカーの点滅が問題ないかどうかで判断しています。
バッテリーがへたってくると、アイドリング状態でウィンカーが止まってしまいます。

オシロスコープでウィンカー点滅中のバッテリー端子間のデータを取ってみました。
03-battery.jpg

古いバッテリーはウィンカーを点滅させない状態ではバッテリー端子の電圧は約14Vですが、ウィンカーを点灯させたとたんに約12Vに下がってしまいます。
新しいバッテリーは、ウィンカーを点滅させても電圧が下がりません。

上の画面を見ると横軸(時間軸)の四角形の繰返周期が750ms(0.75秒)になっています。1分(60秒)に何回この繰返しがあるか計算すると、
 60/0.75 = 80 [回/分]
となります。この値がウィンカーの点滅周期という訳です。新しいバッテリーに交換するとこの周期が650ms(0.65秒)になりました。同じように繰返し周期を計算すると、
60/0.65 = 92 [回/分]
となり、1分間の点滅回数が増えました。
ウィンカーリレーはオリジナルのままですので、電流が流れると電磁石がONになる仕組みですね。バッテリーが劣化してくるとウィンカーリレーとバルブに電流を供給するのが厳しくなってしまって、その結果、ウィンカーリレーの反応が鈍くなって点滅周期が長くなってしまうのだと思います。

測定状況はこんな感じ。
自作テーブルの上にノートPC、下にオシロスコープです。オシロスコープからバイクに伸びている線がプローブです。
日差しが強くて液晶画面がよく見えず、いくつかデータを記録したのですが、いくつか失敗。
04-battery-b.jpg


さて、ウィンカーリレーをLED化すれば電流が少なくなるのでまた違う状況になるのですが、バッテリーを使う以上、ウィンカーで寿命を判断するのは、まあ、有効かな?

たかがバッテリー、されどバッテリー。

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SerowGOGOGO

MFバッテリーは突然死するので困りものです(TT)
しかし、どっかの研究所のようですね(^^)b
by SerowGOGOGO (2012-05-20 22:28) 

かある

そうなんですか?
MFは突然死するんですか。
こういう時、キックスターターは気楽なもんです。
比重を測るようにすれば劣化している兆候が分かるのかな?

オシロスコープなんてまだまだヒヨっ子です。
せめて、これに電流プローブが欲しい。
バイクと関係ないものでいえば、もっともっと欲しい物があったりして。

by かある (2012-05-21 21:49) 

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