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XLX250Rのキャブレター掃除 (2010年春) [バイク]

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XLX250Rのキャブレター掃除 (2010年春)





  • ことの始まり
    もうすぐ春というある日のこと。久しぶりに走ったら60km/h位で頭打ち。なぜ------?
    ここ何年も整備らしいこともせず、半年に1回位乗るだけだった。そうだよね---。機嫌も悪くなるか。
    なんて言ってられないので、調べることに。これがハマって機械いじりが楽しくなったんですけどね。
    まず、エアークリーナを外してみた。そしたら、エアークリーナエレメント(スポンジ)がボロボロ(前回交換したのが10年くらい前)。部品屋さんで手配(2000円以上!)。取り付けて様子をみたけど、やっぱり速度が頭打ち。(純正のエアークリーナエレメントは年数が経つとボロボロになるので、XLR用のエアクリーナーエレメントを加工して付けている、って情報聞きかじり。 定期的に掃除してれば気がつくし、次の交換時に部品が廃盤になっていれば、その時に考えよう。)
    次に、スパークプラグ交換。部品屋さんで探したけどサービスマニュアルに書いてる(DP8EA-9, X24EP-U9)のが置いてない。で、webの先達さんが使えると書かれていたイリジウムプラグ(DPR8EIX-9)を買ってみることに。高いけど。それをつけてみたけど、やっぱり速度頭打ち。
    しばらく悩む。プラグの火花も飛んでるし。サーブスマニュアルを何度も読み返し......あと、可能性があるのは...やるか、キャブ分解して調査。キャブをバラすのって、学生時代に50cc2ストのを分解して以来。

  • キャブレター掃除のあらまし

    cab01.jpg
    分解前
    キャブを取り外すのに苦労しました。なにせ、デュアルキャブのせいか、2つ分のキャブを一緒に引っこ抜くイメージ。固い固い。最後は半分やけくそになって力いっぱい、で、はずせました。気温が温かいともう少し外しやすかったかも。最初、固定ネジを外しても取り外せる気配なく、どうやったらはずせるんだろう。付けた以上は、外せるはずだ。知恵の輪感覚。サービスマニュアルに取外し手順が書いてある。行間を読むんだ、オレ!

    以下、サービスマニュアルの取外作業後半部分
    コネクティングチューブをゆるめ、コネクティングチューブをキャブレターから外し、両側に開き、キャブレターをキャブレータ・インシュレータから外す。
    キャブレータを下げ、L側へ取り外す。
    スロットルケーブルの接続を外す。

    写真には、どれがどれか説明してくれているのだけど、かなり力がいるじゃない。簡単に書いてくれるなあ...
    ちなみに、サービスマニュアルでは、キャブレターではなく、キャブレータと表記してあります。細かいけど。なんとなく、キャブレターの方が一般的な気がするので、こちらを採用。


    cab02.jpg
    はずしたキャブとブリーザセパレータ
    なんだかんだと取外し、恐る恐る分解。 なんか、汚れています。外もですが中も。予想通り、セカンダリの方が汚れがひどいみたい。
    左上のがブリーザセパレータです。これも外さないとキャブが取り出せない。


    cab03.jpg
    セカンダリの中
    まず、蓋を開けたのはセカンダリの方。やっぱり、汚れています。素人が見ても分かる程に。
    この後、ひたすら掃除。中も外も。外もすんごく汚れていました。キャブってでこぼこしているし、バイクに取り付けられた状態では掃除しにくいんですよね。この機会にお掃除。中はセカンダリを優先して掃除。メインジェットとメインジェットホルダの穴も詰まってました。プライマリの方は、まだまし。
    で、どうやって掃除したかですが、何も知らない素人なもので、傷を付けないようなものということで「つまようじ」でゴシゴシと。チマチマと。これを機会にキャブの外側もきれいにしたので余計に時間がかかりました。
    洗浄液に漬けて汚れを落とす方法もあったのを後で知りました。ガーン。まあ、いいか、こっちの方法が、タダやタダ、と自分を慰める。

    cab04.jpg
    キャップ側です。

    cab05.jpg
    フロートとフロートバルブ。後で知りましたが、「バルブシート当たり面の摩耗状態を点検する」の意味を理解しておらず、ざっと見て問題無さそうだったので掃除後にそのまま組み立てました。後日、一応、フロートバルブを手配したのですが、8000円以上してビックリ。特に、XLXはデュアルキャブなので2倍です。Oリングやパッキンもセットだったので次に分解したときに交換かな。

    cab06.jpg
    左右分離。

    cab07.jpg
    ここいら辺まで分解。

    cab08.jpg
    掃除完了
    朝早くから始めて、やっと完了。
    もう、日が暮れました。
    サービスマニュアルに書かれているような細かいところかでは分解しませんでした。取付後の調整も行って完了。


    cab09.jpg

    cab10.jpg
    ついでに、ブリーザセパレータも掃除
    開けてみると中のスポンジがエアクリーナーエレメントと同じようにボロボロ。
    キャブと同じように掃除して、ホームセンターで買った車洗い用のスポンジを加工して取り付けました。

    acc-wire01.jpg
    アクセルワイヤーが...
    キャブを外したときにアクセルワイヤーが切れかけていることを発見。
    今回は後回し。


    キャブ掃除後の確認
    OKです!。エンジンがきれいに回ります。きもちいい---。
    その後、燃料漏れが。ドライバーの柄でキャブをこつこつしたら収まった。よかった。キャブの中に細かいゴミが残っていたのかな。


    追記:
    以上は2010年春のことで、それ以後はキャブを一度も分解せずに今に至っています。
    そういう訳で、当時、購入したフロートバルブの交換セットは今も未使用状態でどこかに眠っています......

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    XLX250Rって? [バイク]

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    おんし、まっこと
    karuni.jpg
    にゃあ。

    おじさんの部屋






  • XLX250Rって?
    xlx250r.jpg
    HONDAのバイクです。1983年発売、約1年で製造を終えたバイクでした。たまたま、この時に買ったバイクに今も乗っています。
    このバイクについては他のサイトで詳しく紹介されているので以下は、持ち主としての意見として記します。
    タイプとしては、デュアルパーパス。 250cc単気筒。オフロードタイプとも言いますが、林道をガンガン走るよりは、舗装道路も含めて走るツーリング向きのバイクと言う方が合っていると思っています。そういう訳で、デュアルパーパス。

    古いバイクなので、調子が悪い、部品が無い、等のことが起こります。特に、最近、あちこちが不調になり、その後、いろいろいじっている内に楽しくなり、今に至っています。なにせ、バイクのメカに関しては基本が初心者なので自己流のところも。
    基本方針、みたいなのは以下です。
  • 基本的に改造はしない。現状維持。(ヘタにいじって調子が悪くなるのが怖いので。保守的ともいう。) ド・ノーマル。
  • 部品がなければ先達の方々の真似をしながら創意工夫・自作。(お小遣いが少ないので...ケチともいう。)
  • 見栄えにはあまり気にしない。(今さら。おやじだし。そういうバイクじゃないし。) でも、錆等の機能劣化は防止したい。カッチョよく書けば、機能性重視。

  • XLXの欠点とか
    よく言われる欠点は、ニュートラルに入れにくいことと始動性が悪いことでしょうか。
    確かに、停止時にニュートラルに入れにくいことが多いです。で、信号等で止まるときは停止ちょい前にニュートラルに入れます。停止しちゃったときは、エンジンを少し吹かしながら半クラにしながらするとニュートラルに入りやすいです。なお、モトクロスブーツ等のごっついブーツを履いている場合は、このテクニックを使わなくてもエイヤッ、で入ります。普段の靴でやると、足痛いです...
    追記:最近、オイルが暖まってくると、モトクロスブーツでも無理になってきた。
    始動性については、週一回位でエンジンをかけていれば普通にかかります。が、良く考えてみればなんとなく、コツみたいなことがありそう。
    久しぶりでエンジンがかかりにくい場合は、無意識にやっている状態なのでうまく説明できないですが、最初はチョークを引いてアクセルを半分かフルくらいで。これを何度もやるとかぶっちゃうと聞いたことがあるので、うまくかからなければ、適当なことろで(カンで)、チョークを戻して何度かキック。アクセルは半分かフルくらいで。これもやり過ぎるとかぶるので、適当なところで(カンで)、アクセルを回さずに何度かキックを繰り返し、また最初に戻って、チョークを引いて。みたいな感じです。 でも、こういうハマり方は半年ぶりにエンジンをかけるときに起こるので普段は数回でかかります。
    やっぱり、寒い時ほどかかりにくいですね。暖かい時にかかりやすいのは、ガソリンの揮発具合でしょうか?
    そうそう、どうしてもかからない場合は、プラグを抜いてみてかぶっていそうなら、台所のガスコンロでスパーク部を焼いてやると直ぐにかかりました。学生時代に教わった技なので昔のバイクに一般的なことかもしれないです。
    ここまでは、最初の起動性ですが、その後は、ほぼ一回でかかります。コツは、アクセルを少し開き気味でキックすること。
    上死点を探しながらキックする、というのは他のバイクと共通です。
    そうそう、中途半端なキックはケッチンを頂くだけなので気合をいれておもいっきりです。
    最後まで踏み切ることが大事です。
    余談ですが、サイドスタンドを立ててばっかりキックをするとサイドスタンドの根元が曲がってきますので注意しましょう。体格的に厳しくなければ、できるだけサイドスタンドを立てないでキックする癖をつけましょう。昔持っていた別のバイクは、サイドスタンド根元のバイク本体側の溶接部が外れてしまいました。これは結構ショックです。某メーカのバイクでしたけど。

  • XLXのその他とか
    1速のトルクが大きいと感じます。他のバイクはあまり知らないですが、未舗装道路では1速だと直ぐに後輪が滑って怖いです。1速でのコントーロールはしずらく、ついつい、半クラにしてしまいます。かといってセカンドにするとスピードが出過ぎるし。運動神経が鈍いもので。
    燃費は、街の普段乗りは、25km/Lくらい。ツーリングでは、30km/Lを少し越えるくらい。嘘か真か、34km/Lをマークしたことも有。どうしても、ガソリン量の誤差があるので、どこまで正確かは不明ですが、30km/L以上はいく感じです。
    追記:60~80km/hr巡航、停止がほとんどないなら、40km/L近くだったことがあります。80km/hrは高速です、念のため。
    最高速度は、新車の頃(怖い物知らずの頃)、130km/hrくらい出た記憶有、です。でも、20年以上昔のことなのでもう時効ですよね。今の状態では、110km/hrくらいまで出たことがありますが、振動と風圧と恐怖で限界に挑戦できません。昔の映画で見た、音速を越える前に機体が振動、空中分解して、ららりらあーって天国に召されそう...な妄想。
    まあ、60~70km/hrくらいの速度メータの読みで巡航するのが一番楽だし、バイクにもよさそう。

    純正部品番号から検索した感触ですが、XL350Rという輸出仕様のが共通部品が多いようです。パーツリストもそっくりです。本当に兄弟という感じ。違うところもありますが。輸入商社経路で入手できるものもあります。

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