nuvi 205を汎用電源につなぐと通信画面になってから起動するのが面倒なのでmini USBの4番(ID(NC))をショートしたアタプタを作ってみた [改造]
また、めんどくさいて面白くないネタです。
nuvi 205を汎用USB電源につなぐと、最初、PCにつないだ時の画面になってマップ画面になるのに時間がかかる。
また、使用中に、頻繁にリセットが起こっちゃったりする。
(USB電源と書いてるのは、車用12V(シガープラグ)をUSBの5Vに変換するもののことです。)
web検索して調査すると、どうやら205の場合、mini USB端子の4番(ID(NC))がGNDにつながるかどうかでPCに繋いだ場合か電源に繋いた場合かを比較しているらしい。
普通に買ってきたり、付属品についてくるmini USBと標準USBの変換ケーブルを手元にある数本で確認してみたが、mini USB端子の4番はOPEN(どこにもつながってない)になっているみたいだ。
NC:Not Connct
そこで、先日分解したmini USBコネクタのオスと購入したメスを使って205を汎用電源で使えるアダプタを自作してみた。
材料
左から
・先日自作したのと同じく、ユニバーサル基板にmini USBコネクタ(メス、レセプタクル)を実装したもの
・USBケーブル少々
・mini USBコネクタ(オス、プラグ)を分解したもの(部品3つ)
1. mini USBコネクタの4番を5番に接続する改造(実は、これ、やらなくても良かった)
コネクタを貼り付ける
細い線をはんだ付けした
とっても小さいのでけっこう大変だった。
樹脂も溶けた。
2. ケーブルにmini USBコネクタ(オス)をはんだ付けする
3. ケーブルの反対側にmini USBコネクタ(メス)をはんだ付けする
4番と5番を黄色い線で接続している。
こちらのはんだ付けをすれば1.をする必要はなかった。
こちらの方が簡単。
後で気づき、自分の頭の回転の悪さにしばし、落ち込む.....
しょうがないので、1.と3.両方のはんだ付けをしている。
訂正(2015年12月16日)
ケーブルにID(GND)の線が通ってないので、1と3のどちらかをすればよいということでは無いです。
205側で認識してるという予想が当たってたなら、1をしなければならなず、3をやっても意味が無い。
4. パテ固め
メスの方は、ビニールテープで巻いてからパテを固めた。
そうしないと、隙間からパテが入り込む。
ビニールテープで巻いて完成
5. 実験結果
以下の接続でバイクにセットして走ってみた。
(汎用USB電源)----(普通のUSB-mini USBケーブル)----(今回自作したアダプタ)----(nuvi 205)
結果良好。
しばらくこれで使ってみよう。(^o^)
蛇足:
調べたところでは、4番(ID(NC))をGNDに接続すると本来はホストになるという意味らしい。
たとえば、スマホがホストになるということは、USBのキーボードを繋げばキーボード入力できるというようなことだ。
普通、PCとスマホをつなぐと、PCがホストでスマホがデバイス。
nuvi 205の場合は、この考え方とは違い、4番がGNDにつながっている(SHORT)かつながってない(OPEN)かで、電源供給されているか、PCにつないで通信するかを選択しているようだ。
GARMIN専用USB電源には205が接続されると4番が5番(GND)に接続されるスイッチ回路があるのじゃないかな?
汎用USB電源にはそういう回路がないので、205が接続されると、通信しようとするのだと想像する。
他のGARMIN製品が同じかどうかは知らないのだが、一応、参考。
nuvi 205を汎用USB電源につなぐと、最初、PCにつないだ時の画面になってマップ画面になるのに時間がかかる。
また、使用中に、頻繁にリセットが起こっちゃったりする。
(USB電源と書いてるのは、車用12V(シガープラグ)をUSBの5Vに変換するもののことです。)
web検索して調査すると、どうやら205の場合、mini USB端子の4番(ID(NC))がGNDにつながるかどうかでPCに繋いだ場合か電源に繋いた場合かを比較しているらしい。
普通に買ってきたり、付属品についてくるmini USBと標準USBの変換ケーブルを手元にある数本で確認してみたが、mini USB端子の4番はOPEN(どこにもつながってない)になっているみたいだ。
NC:Not Connct
そこで、先日分解したmini USBコネクタのオスと購入したメスを使って205を汎用電源で使えるアダプタを自作してみた。
材料
左から
・先日自作したのと同じく、ユニバーサル基板にmini USBコネクタ(メス、レセプタクル)を実装したもの
・USBケーブル少々
・mini USBコネクタ(オス、プラグ)を分解したもの(部品3つ)
1. mini USBコネクタの4番を5番に接続する改造(実は、これ、やらなくても良かった)
コネクタを貼り付ける
細い線をはんだ付けした
とっても小さいのでけっこう大変だった。
樹脂も溶けた。
2. ケーブルにmini USBコネクタ(オス)をはんだ付けする
3. ケーブルの反対側にmini USBコネクタ(メス)をはんだ付けする
4番と5番を黄色い線で接続している。
訂正(2015年12月16日)
ケーブルにID(GND)の線が通ってないので、1と3のどちらかをすればよいということでは無いです。
205側で認識してるという予想が当たってたなら、1をしなければならなず、3をやっても意味が無い。
4. パテ固め
メスの方は、ビニールテープで巻いてからパテを固めた。
そうしないと、隙間からパテが入り込む。
ビニールテープで巻いて完成
5. 実験結果
以下の接続でバイクにセットして走ってみた。
(汎用USB電源)----(普通のUSB-mini USBケーブル)----(今回自作したアダプタ)----(nuvi 205)
結果良好。
しばらくこれで使ってみよう。(^o^)
蛇足:
調べたところでは、4番(ID(NC))をGNDに接続すると本来はホストになるという意味らしい。
たとえば、スマホがホストになるということは、USBのキーボードを繋げばキーボード入力できるというようなことだ。
普通、PCとスマホをつなぐと、PCがホストでスマホがデバイス。
nuvi 205の場合は、この考え方とは違い、4番がGNDにつながっている(SHORT)かつながってない(OPEN)かで、電源供給されているか、PCにつないで通信するかを選択しているようだ。
GARMIN専用USB電源には205が接続されると4番が5番(GND)に接続されるスイッチ回路があるのじゃないかな?
汎用USB電源にはそういう回路がないので、205が接続されると、通信しようとするのだと想像する。
他のGARMIN製品が同じかどうかは知らないのだが、一応、参考。
2015-12-13 19:50
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コメント(2)
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ガーミン製品はUSBコネクタを使ってるけど、信号線は規格外で使ってるみたいですよ。
nuviに接続するドライブレコーダー使ってたのですが、ケーブルにUSBコネクタコネクタを使ってあるのですが、汎用のケーブルは認識してくれませんでした(^^;
by j-taro (2015-12-13 22:14)
信号線というのは、ID線のことでしょうね、きっと。
なにせ、mini USBなら電源2本、データ用2本にID線があるだけですから。
データ用の線に乗せる信号で認識させてるのなら汎用ケーブルでできない訳ないですので。
以外と、205と同じことをやってるかも。
by かある (2015-12-16 19:28)